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Maha Kumbh Mela, India

Maha Kumbh Mela, India 12年に1度、行われるインド最大の祝祭「アラハバード・クンブメーラ」 ヒンドゥー教徒が集まり聖なる川で沐浴を行う大規模なヒンドゥー教の宗教行事、巡礼である。 「不死の果汁」の入った「水差し」をめぐりヒンズーの神々と悪魔たちが争ったとする神話に基づき、45日間にわたり行われる。 ガンジス川とヤムナー川、神話上に存在したとされるサラスバティ川という3つの川の合流点=聖地・サンガムで開催される。(ヒンズー教の太陰太陽暦と、木星、太陽、月の相対的な占星術上の位置に基づいて、各地で約12 年ごとに1回) 参加者には、ヒンズーの聖職者ら教徒数百万人や全身に灰を塗って沐浴に向かうヒンズー教の行者(サドゥー)など。 歴史 ・起源は乳海攪拌(天地創造)の神話と結びつける記録がある。 ・クンブ・メーラに関する最初の記録は中国の僧、玄奘の記述に見ることができる。玄奘は629年 – 645年にハルシャ・ヴァルダナの治世下にインドを訪れたが、このような川で行われる祭りは何世紀も以前に形作られていたようである。

Step well, India

Step well, India 階段井戸(インド) 水資源の乏しい地域に広く分布し、元来井戸として作られたが、王宮の避暑地 / 神聖な場所(命の源) / 神々に祈りを捧げる沐浴場(宗教性) / 権威の象徴 / として装飾など凝ったものがある。 「階段井戸」とは、英語では「step well」と訳され、その通り水面まで通じる階段が設置された井戸を指します。 インドの平野部に広く分布していますが、特に水資源の乏しい西インドの乾燥地帯、グジャラート州やラジャスタン州のものは大規模なものが多く残っており有名です。中でもグジャラート州は総数130基を超える井戸が発見されており、どれだけ井戸が重要視されていたかがわかります。 階段井戸は主に雨季の雨を貯める人工的な溜池ですが、地下の水源にアクセスするために作られているものもあります。日が差さない地下の構造物であること、また岩にしみ込んだ水の気化熱で気温が下がることにより、階段井戸の奥部では地上より6~7度程度も気温が下がります。そのため、階段井戸は夏の間の王宮、避暑地としても利用されていました。 実際に巨大な階段井戸を見ると、井戸というにはあまりにも壮麗な姿だと感じられます。もともとは純粋に水利用のために作られた井戸ですが、さきほど述べたように夏の間の王宮として利用されたのに加え、階段井戸が宗教性を伴うものとして発展したことも大きく関係します。これは、命の源である水を扱う場所である井戸が神聖視され、神々に捧げる寺院として豪奢な彫刻が施されたためです。宗教性を持った階段井戸は、神々に祈りを捧げる沐浴場としても利用されていました。 また巨大な井戸は、為政者の権威を示すものでもありました。より大きく、より壮麗な階段井戸はその製作者である王や国の力を示すものとなり、各地で巨大な階段井戸が建設されました。そういった意味でも、寺院や王宮と共通しています。 MORE   Chand Baori 「インド最大の階段井戸」チャンド・バオリ   …

Note – Indus Civilization

インダス文明 時期:5000年前くらい 場所:インド、パキスタン周辺、ガンジス川とインダス川   インダス川で文明が起こる ↓先住民ドラヴィダ系民族が壮大な都市建設をする ・大規模な宮殿や陵墓がなく、指導者が不明 ・インダス文字解読不能 ・モエンジョ=ダーロ、ハラッパーという遺跡がある(他にもロータル、ドーラヴィーダ遺跡) ・高度な青銅器文明、彩文土器、印章 ↓突如消滅(理由不明) アーリヤ人攻めてくる ↓鉄器を持ち込む、農耕生活の開始 ↓ヴァルナ制度(身分制度)とカースト制度とバラモン教で支配 ↓最古の聖典:リヴ=ヴェーダ(バラモン教) ↓クシャトリヤがバラモンに反感を抱く ↓書物:ウパニシャッド(別名:奥義書 / 人々の平等を説く哲学書) ↓仏教、ジャイナ教の出現 ↓アーリヤ人が作った古代の作品(クシャトリヤの活躍を描いた作品/二大叙事詩) ・マハーバーラタ(クシャトリヤの活躍) ・ラーマーヤナ(王子が姫を助ける物語、王道物語の起源) アレクサンドロス襲撃 ↓襲撃に焦って、マウリヤ朝で統一する(インド全体) …