For Education
Note – Indus Civilization
Note – Indus Civilization

Note – Indus Civilization

インダス文明

時期:5000年前くらい
場所:インド、パキスタン周辺、ガンジス川とインダス川

 

インダス川で文明が起こる

先住民ドラヴィダ系民族が壮大な都市建設をする
・大規模な宮殿や陵墓がなく、指導者が不明
・インダス文字解読不能
・モエンジョ=ダーロ、ハラッパーという遺跡がある(他にもロータル、ドーラヴィーダ遺跡)
・高度な青銅器文明、彩文土器、印章
突如消滅(理由不明)

アーリヤ人攻めてくる
鉄器を持ち込む、農耕生活の開始
ヴァルナ制度(身分制度)とカースト制度とバラモン教で支配
最古の聖典:リヴ=ヴェーダ(バラモン教)
クシャトリヤがバラモンに反感を抱く
書物:ウパニシャッド(別名:奥義書 / 人々の平等を説く哲学書)
仏教、ジャイナ教の出現
アーリヤ人が作った古代の作品(クシャトリヤの活躍を描いた作品/二大叙事詩)
・マハーバーラタ(クシャトリヤの活躍)
・ラーマーヤナ(王子が姫を助ける物語、王道物語の起源)

アレクサンドロス襲撃
襲撃に焦って、マウリヤ朝で統一する(インド全体)
・仏教理念「ダルマ(法)」に基づく政治(当時は紙がないので、磨崖碑や石柱に教えを書いて普及させた)
・ストゥーパ(石造りの仏塔)を建てる(シャカの遺骨を納めるもの)
・仏典の結集(経典の編集)
・スリランカにも布教(セイロン島)

クシャーナ朝できる(インダス川付近のみ)
・中国、イランとの交易が盛んになる
・仏教の結集
・ヘレニズム文化の影響をうけて、ガンダーラ美術出現(仏像が制作される交易ルートで中国や日本、朝鮮に仏像がながれて各地で制作されることになる)

グプタ朝ができる(インダス川とガンジス川付近)
・中国から法顕(ほっけん)が仏教勉強のために訪れ『仏国記』を執筆。当時の様子が書かれる。

ヴァルダナ朝ができる(ガンジス川付近のみ)
・中国から玄奘(ゲンジョウ)が訪れ、『大唐西域記』を執筆、玄奘は行き帰り歩き、最遊記の三蔵法師のモデルとなる

インド分裂期
・中国から義浄が訪れ、『南海寄帰内法伝』を書く

 


インドの古典文化

サンスクリット文学 / 二大叙事詩の完成
・マハーバーラタ(クシャトリヤの活躍)
・ラーマーヤナ(王子が姫を助ける物語、王道物語の起源)
・シャクンタラー(インドのシェークスピア)

仏教教学、美術
・ナーランダー僧院(仏教教学の中心、中国から教えを学びに訪れる / 法顕、玄奘、義浄など)
・アジャンター石窟寺院(岩に掘っていく寺院で一番有名)グプタ様式と言われる(純インド的なもの)

★宗教
上座部仏教(出家する、自分を助ける) マウリヤ朝で発展して、東南アジアの大部分に浸透していく
大乗仏教(菩薩信仰、すべての人を助ける) クシャーナ朝で成立、中央アジア、チベット、中国、朝鮮、日本に浸透
ヒンドゥー教(バラモン教が母体) 各地の民間信仰、神話などが合体
・現在人口が最も多い
・シヴァ神、ヴィシュヌ神が人気
・『マヌ法典』という権利や義務を規定したもの、バラモンの優位性あり、女性差別的
・バクティ運動で広まる(わかりやすい信仰方法)

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *